やっぱりフィリピンの将来はアツい!
フィリピンのまとめとして、今後のフィリピンについて一言モノ申したいと思います。
何かというと、
フィリピンは今後のアジアを牽引するマーケットの一つにほぼ確実になっていく、という事です。
まず、このグラフをご覧ください。
http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-118.html
綺麗なピラミッドですね。これは、日本の1950年時点での人口分布です。
25-39歳くらいまでの男性人口が一律に少ないのは、恐らく戦争の影響でしょう。悲しい現実ですが、これは事実として受け入れるしかありません。
この綺麗な三角形を描くピラミッドから最も単純に言える事は、「日本の発展はこの人口分布無しには成しえなかった」という事でしょう。
もちろんタイミング的に特需など様々な要因が重なり、さらに先人の方々が必死に頑張って築いてくれた礎があってこそだとは思います。
ただ、この「若い労働人口が豊富に存在する」という状態は、国の経済発展には絶対に欠かせない要素である事は間違いありません。よくこれを「人口ボーナス」といいますね。
そうです、日本には人口ボーナスがあったんです。
若い労働人口が居て、さらに人口も継続的に伸びて今や1.3億人ほどの国家になりました。
バブル景気(バブルけいき、英: bubble boom)は、景気動向指数(CI)上は、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間に、日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象とされる。
バブル期についての説明ですが、1986年~1991年頃のようです。つまり、これってこのピラミッドの最も大きいパイを占める幼児年齢層が30ー50代くらいになった時にバブルを迎えたという事です。
では、翻ってフィリピン。
非常に綺麗なピラミッドを描いています。少し、幼児年齢あたりで人口の伸びがゆるやかになってはいますが。
(国別総人口推移、 出所:Google(世銀より))
人口の推移ですが、ベトナムやタイ、ミャンマーなど熱いと言われている国はありますが、フィリピンの人口の伸びと総量は非常に大きなマーケットポテンシャルを表していると言えます。
さて、こちらはミャンマー。参考程度に見てみてください。
すでに幼児層の人口減少は始まりつつあります。
ミャンマーは、人口が5000万人以上いて、比較的大きなマーケットがあると言われています。豊富な若い労働力と低賃金を武器に今も縫製業などはかなりミャンマーでの活動を活発に行っていますね。
ただ、
ただ、、、
先ほどのミャンマー、フィリピン、そして戦後の日本の人口分布を見るだけでも、どちらが今後発展しそうかは明白ではないでしょうか?
(一人あたり名目GDP 米ドルベース)
フィリピンは、現在2900ドルちょっと、という事でよく言われる3000ドルまでもうすぐそこです。
一人当たりGDP=3000ドル、というのが、基本的な生活に欲しいものがある程度買えるレベル(=余暇などを楽しむ余裕のある、中流層が増えてくるレベル)と言われています。
フィリピンは、労働人口もさらに伸び、人口が多く自国マーケットも比較的大きい。
今後、非常に有望なマーケットなのではないでしょうか。
実際に今回行ってみて、まだまだ発展途上な所もあるけれど、国の発展を肌で感じられるとっても貴重な機会になりました!
(発展を続けるフィリピンの街並み from ボニファシオ)
(ボニファシオの大型ショッピングモール)
(一風堂は一杯約1000円なのに、満員!)
(今注目の超高級タウン、ボニファシオグローバルシティ(BGC))
(ブリティッシュスクールもあります)
(そして日本人学校も!)
このボニファシオと呼ばれる地域は、マニラでも最高級地域で治安も格別に良いです。その分物価も高いですが。。家族で住むならこういった場所に恐らくなるでしょう。
(モールのケータイフロア)
今、東南アジア全体でスマホ市場がアツいです。こういった大型モールの1フロア全てが小さいケータイ屋で埋め尽くされており、モールの一部がアキバになっているような感じです。
それでは、フィリピン行かれる方は是非この熱気を楽しんでください!
アディオス~