語学をマスターしたいなら、まずはイメージを大切にしよう
題名の通り、語学をマスターするにはどうするか?
ジュージンは、一応ではあるが、英語と中国語が出来る。どの程度出来るかというと、英語はビジネススクールに合格し、そこで授業を受けるレベル。中国語は、台湾で現地企業に対して営業し、講演も中国語でするレベル。
一般的には、十分ビジネスレベルといってもいいんじゃないかと思っている。
英語と中国語が喋れると、非常に便利だ。英語は世界の共通言語としてビジネスには必須だし、何より情報を得られるソースが圧倒的に広がる。調査などの仕事をしていても、やはり英語のウェブサイトから情報を取得する事は非常に多い。
そして、中国人ははっきりいって世界中どこにでもいる。本当に驚愕するレベルに世界中どこにでもいる。彼らは、世界中に中国人がいる事で、世界各地で雑貨屋(中国から仕入れ)、中華料理屋(現地中国人の胃袋を掴む)、移住弁護士(世界各地に散らばる中国人をサポート)などなど、中国人としての優位性をフルに活用し、至る所でビジネスを展開している。
非常にパワフルですごい人種だなあといつも関心している。
どこにでもいるそうした中国人に出会った時にどうするか?中国語の出番だ。
「ニーハオ」から始まり、少し喋ると「お前は中国人か?」と必ず聞かれる。「いや、日本人だけど、上海と台湾にいたことがある」と言うと、中国語で嬉しそうに色々と喋ってくれる。
そこには、いつもニュースで流れるような反日感情などは感じられない。お互い海外で挑戦する身として、母国語で喋ってくれる外国人がいるだけで嬉しいのだと思う。(多分)
ここまでは、外国語が出来ると楽しいよね、便利だよね、と言う話。
では、どうやったら出来るようになるのか?出来るようになったのか?
あまり参考にならないかもしれないが、「めちゃくちゃ努力する」。これに尽きる。
なんだよ、そりゃ努力すれば誰でも出来るわ、と思われるかもしれないが、努力無しで達成する事など何もない。帰国子女であっても幼少期に非常に辛い時期を送りながら、週末は日本語補習校などにも行きながら、数カ国語を問題なく習得する為の努力をしている。それが早いか遅いかの違いだけだ。
では、なぜ努力出来たのか?
それは、題名の通り、語学を喋っている自分の将来イメージが明確に想像できて、そうなりたいと言う想いが圧倒的に強かったから。
中国語に関して言うと、元々ジュージンの中国語の先生は、かの有名なタイガースのリーダー人見氏であった。(自分の時代じゃないのであまりよく知らないが、沢田研二氏が在籍していたグループである)
今でいうスマップのような存在か(?)と思う。彼は、芸能界を引退してから、中国に渡り語学を勉強し、現在は慶應義塾高校で中国語を教えている。
たまたまだが、ジュージンは彼のクラスで中国語を学んでいた。ただ楽だからと言う理由で選択する生徒が多かったし、自分もなんとなく選んだ。
ただ、授業が始まってからは、中国語が楽しくてしょうがなかった。あの独特の発音、カオスな中国のイメージ。何もかも興味があり、大学を卒業後、部活の影響で出来ていなかった中国語を始めようと上海に数ヶ月渡った。
上海では、毎日必死で勉強し、遊んだ。中国語を喋って中国で生活している自分がいるのが楽しかった。
日本に戻り、普通にインターネット企業に就職してからも、中国に行きたいとずっと社長にアピールし続けていた。そうしたら新卒2年目で異例の台湾支店立ち上げ・駐在を任せてもらえる事になった。
台湾に行ってからも、中国語を磨き続け、なんとか仕事で使えるレベルになれた。
英語もそう。
社会人になってからしばらく、「将来はMBAとか取りたいけど、英語できないし、、」と思っていた。
ただ、台湾にいたある日、「本気で留学しよう」とふと思った。なんでかははっきりと覚えていない。何かに刺激されたのかもしれない。
決めたら即行動あるのみ。
翌日には台湾現地の英語塾に申し込み、TOEFLの勉強を始めた。中国語で英語の勉強をするのは、正直何語を勉強しているのか分からなくなるほどであったが、毎日が楽しかった。
他にもあらゆる手段を使って、英語を学び、その他試験勉強や面接対策などを行い、何とか合格する事が出来た。
ちなみに、最初のTOEFL ibtスコアは40点台(120点満点)だったと記憶している。スピーキングは「ah.. hmm..」しか言えなかった。正直かなりやばい、と思った。
でも、留学をすると決めてからは、少し時間が出来れば各学校のキャンパス写真を眺めたり、YouTubeで学校紹介をみたり、バルセロナの不動産サイトを見たり、して常に合格後のイメージだけは明確にあった。
逆に言うと、それだけのイメージやモチベーションがないと、努力なんて出来ないと思う。(そうではない人もいるかもしれないが、超人だと思う)
僕はたまたまモチベーションを保つ強いきっかけがあって、努力を継続することが出来たから良かった。
語学を勉強するなら、まずはじめに「何でやるんだっけ?」「マスターしたら何をしたいんだっけ?」というのをイメージするのが大事。
会社から言われたTOEIC目標などは、点数をクリアした瞬間に忘れ始めるのがオチである。海外駐在しても語学が出来ない人の方が多い、そんなのはよくある話だ。
せっかくだから、自分の人生を変えるような努力にしたい。
その為には、語学を目標にするのではなくて、その一つ先にある生活・仕事のイメージをいかに楽しんで妄想しまくれるか、が大事なんじゃないか、と思う。
そんなことを考えながら、これからの自分の仕事、妄想してます。
(※最近退職しました)
再見!