半年で会社を辞めました

3日前に会社を辞めました。ジュージンです。

今の会社に勤めて、半年間。コンサルティング会社で主に海外マーケットの調査などをしていました。ミャンマーに行ったり、大企業の偉い方々から依頼されたコンサル業務をしたりと、とっても充実していました。給与だって悪くないし、一緒に働く上司・同僚たちは僕より圧倒的に優秀でさらに超が付くくらい良い人。

今考えても、なんで辞めたんだろう?と思うし、よく色々な人から言われます。

 

「楽しそうで給料も悪くないのになんで辞めるんだ?」

「何か不満があるのか?」

「職場環境が悪いのか?」

「半年で辞めるってやばくない?」

などなど

 

まあ、色々と言いたいことは分かるんですが、どれも僕からするとちょっと違う。

 

で、何をするかというと、起業することにしました。

起業といっても領域は決めているけど具体的なビジネスは決めていません。これから今まで持っていた仮説を検証していきます。

 

「もう少し働いてスキルを身につけてから起業する、でも良かったんじゃないか」とも言われますが、それも自分の中で違う気がしました。

 

 

人生は一度きりだし、思っているほど長くない。準備が出来たら、ではいつまで経っても準備は終わらない。常にベストタイミングは今。

そう思って、退職を決めました。

 

起業しても倒産するかもしれないし、最初はすごい金銭的に苦労するかもしれない。家族の生活も大変かもしれない。色々とリスクを挙げたらキリが無いが、本当にそうなのか?

 

起業した方が、金銭的なアップサイドは狙えるはずだ。その分金銭を失う・減少するリスクも伴うが、年500万もあれば家族はなんとか生活出来る。バイトしてでも何をしてでも、どうにかなるはずだ。今までの人生で見つけてきた仲間も沢山周りにいる。だから、会社を辞めても死ぬことは無い。こんなに恵まれた環境は無い。今まで”会社を辞める、起業する”と言うと、とてつもないリスクのように思われていたのが、”実は生活は何とかなる”とリスクが限定されている事が分かっているのだ。

 

では、起業しない場合。企業に勤めていれば、それなりに給料もあり同僚たちと楽しく仕事も出来る。この生活も捨てがたい。とても優秀なサラリーマンで高給をもらい、楽しい人生を送られている方も沢山いる。そういった生活も素晴らしいと思う。

 

ただ、「あーあの時、起業しておけば良かった、、」と後悔だけはしたく無いなと思ってしまった。

先日フィリピンである起業家を訪ねたが、その方は40歳を超えていて、サラリーマンとしては大成功していた方だ。世界中の超一流企業でマーケティングトップなどを歴任していた。ただ、それでも「やるなら早い方がいいよ。サラリーマンで成功してもやっぱり起業したいと思った時に年取ってるとしんどいわ」とおっしゃっていた。

彼の場合、すでに金銭的な余裕があった為、起業も問題なく出来たのだろうが、40歳を過ぎて子供の教育なども重要性を増す中で、いきなり海外で起業するのは相当なパワーと周囲の理解が必要だろう。

 

僕は自分の人生を充実させる為には、”自分で人生をコントロールしている感”をしっかりと持つことだと思っている。その為には、自分でリスクを取って自分のふんどしで勝負する、と言うことが重要なんじゃないかと思う。

 

 

 

半年で会社を辞めたにも関わらずとても温かく送り出してくれた会社の皆さんに感謝をしつつ、ジュージンはこれから社会に価値を提供することで、恩返ししたいと思います。